【工事名】十勝川維持工事の内 十勝川下流河岸保護外工事 【発注者】北海道開発局帯広開発建設部 【工期】令和6年4月1日~令和6年11月18日 【施工場所】中川郡池田町、中川郡豊頃町、十勝郡浦幌町、中川郡本別町 【担当者より】 この工事において様々な問題に取り組み、新しい技術や方法を取り入れました。 ・3Dモデルの活用 工事の完成イメージを事前に確認することで関係者全員で情報を共有し、より安全で効率的な作業を実現 また、3Dシミュレーションにより、発注者との迅速な合意形成が可能 ・高低差6m以上のブロック設置作業 ブロックを吊り下げているフックが自動的に外れる機能(オートフック)の採用で、作業員の安全性や生産性が向上 ブロックの設置位置の誘導が難しいため、フックにカメラを付け、更にインカム等の活用でオペレーターの視認性と誘導が容易に ・点在型の工事 工程管理と交通管理は、ハザードマップの作成と配布で作業員と運転者の安全を確保 ・働き方改革 適切な工程管理と労務環境の改善として、工事に関連するデータの整理、処理、提出書類の作成など、 建設ディレクターによるバックオフィス支援を実施 ・持続可能なインフラメンテナンス CO2削減に貢献する新しい工法も積極的に採用 コンクリートの寿命を延ばす特殊な技術を使うことで、修理の回数を減らし、地球環境への負担を軽減 このように、デジタル技術と環境配慮型の工法を組み合わせることで、安全で効率的、そして品質を確保しつつ工事を完了しました。